持病あるけど結婚したい!

持病や外見等のハンデがある30代女性の婚活ブログ。2023年6月にエン婚活エージェントで成婚退会しました!

【私が友情結婚サービス利用を諦めた理由】友情結婚を希望する人の特徴やサービスは?

※この記事にはLGBTQ+に関するデリケートな言及がありますが、差別の意図は全くなく、主観的かつ個人的な意見・感想を記載していることをご了承ください

 

元々恋愛感情が薄く、他人と触れ合うのが苦手な私。
パートナーとは友達の先にあるような関係を求めつつも、将来避けられないのは性生活…。
「スキンシップが苦手・できない」けれども、将来の不安や周囲の圧力などの理由から結婚を希望している女性は、意外といらっしゃるのではないでしょうか。

そこで最近、『友情結婚』という結婚の形があることを知りました。

友情結婚』とは…
恋愛感情や性愛とは関係なく、友情や信頼関係、利害関係や価値観のもとでパートナーシップを築くこと。

しかも、友情結婚を希望する方向けのサービスが存在することが分かりました。

プラトニックな結婚ができるかも…!

しかし、友情結婚を希望する方々の傾向を調べていくごとに、「友情結婚サービスは私には向いていないかも…」という結論に達し、他の方法でパートナーを見つけることにしました。

スキンシップが苦手で友情結婚専門サービスを利用するか、あるいは他の手段を取るか迷っている方に、少しでも参考になれば嬉しいです。

 

 目次

『籍を入れること』のメリット

私が『結婚』に拘る理由は「将来の不安」

持病を抱え、かつ両親が亡くなると身内がいなくなる私が結婚という形をとりたい大きな理由は、「将来の不安」です。

①税制や社会保険、会社などの制度面で恩恵を受けられる

なるべく経済面では自立したい私。
とはいえ、いつフルタイム労働が厳しくなるか分かりません。

配偶者控除」「配偶者特別控除」を用いれば、所得税や住民税が安くなり、「被扶養者制度」を用いてパートナーの扶養に入れば、自身で保険料を支払う必要がなくなります。

勤めている会社によっては「家族手当」を得ることもできます。

「金銭面の負担を減らしつつ、家事等で相手のサポートに回る」という選択肢が出来るというところに、大きなメリットがあるのではと感じています。

逆に、相手に何かあった場合も助け合うことができます。

②入院や転職時の「身元保証人」の確保

私の持病は早期発見だったため、入院は免れた軽症のものです。
しかし、いつ持病が悪化して、入院が必要になるかわからない。
また、現在の仕事が体調的に厳しくなった場合、転職も考慮しなければいけない。
その時に、高確率で立てなければならないのが「身元保証人」。

入院時の身元保証人:何かあった時の緊急連絡先や、退院&転院時の引き受け等
転職時の身元保証人:企業に不利益があった場合の賠償責任を負う等

どちらも安定した収入源を持つ親族であることが求められるケースが多いらしく、安心して医療を受けたり、就職活動をするために親族が必要と考えました。

③周囲の圧力から解放される

母からは「何で彼氏の一人や二人ができないのか」と言われ、
(健康かつ可愛く生んでくれなかったからだろう、とは言わないであげているだけマシだと思ってほしい)
職場でも独身が少数派になり、役員から「合コンセッティングしようか」と言われる始末。
(セクハラで訴えないであげているだけマシだと思ってほしい)

年を取るにつれて精神的な圧力は増していくだろうと考え、今から婚活した方がよいと考えました。

 


友情結婚専門のサービス

友情結婚相談所『カラーズ』

バナーには成婚率32.1%と記載がありますが、2022年12月にサイトを見たところ、成婚率42.3%になっていました!!

カラーズは日本初で唯一の、友情結婚相談所。仲人紹介型です。

☆ カラーズのメリット
独身証明書等の書類確認あり
・ 条件の合う異性を紹介してもらえるため、効率よくお相手を探すことができる
・ 基本は紹介制だが、自分から相手にアプローチすることも可能(月に1回)
・ アドバイザーからサポートを受けることができる
・ 会員限定イベント(会員同士の交流会や、経験者による座談会等)に参加できる
 
★ カラーズのデメリット
・ コストがかかる(入会時にかかる入会費・登録費だけで11万円。かつ月会費・お見合い費・成婚費がかかる。)
・ 会員は関東中心のため、関東以外の方はマッチング率が低い
・ 紹介は月1回のみで、紹介人数は会員によってバラツキあり
・ 顔写真を見るためにはオフィスに出向かなければならない

 

友情結婚アプリ『LIKE』

「結婚相談所はハードルが高い…」という方には、マッチングアプリもあります。
2022年6月にリリースされた、友情結婚専門のアプリです。
メッセージを自由に送受信するには、男女共に有料会員として月額980円がかかりますが、登録自体は無料(無料会員がメッセージを送る場合、1通320円)なので、登録だけして様子を見てみました。

☆ LIKEのメリット
・ 免許証等での年齢確認あり
・ 自分から気になる方にアプローチできる
twitterのような呟き機能(返信も可)があり、性別問わずコミュニケーションが取れる
・ コミュニティで似た価値観や同じ趣味の方を見つけやすい
・ 最終ログインがいつか分かる

 

★ LIKEのデメリット
・ 有料会員が少なく、仮にメッセージを送っても返信率が低そう
・ 自己紹介が短い会員が多い
・ 顔写真を登録している会員が少ない

 

友情結婚紹介サイト『MILK』

自分のプロフィールを無料登録し、相手からのお見合い申し込みを待つ。

あるいは、プロフィールが気になる相手にお見合い申し込みをする。
申し込み1回毎に、「ライト紹介」だと1000円、「スタンダード紹介」だと2000円。

申し込みがなされると、お互いの連絡先が知らされるというシステム。

☆ MILKのメリット
・ 相手から申し込みがあれば無料で活動ができる
・ 相手の画像取り寄せは無料で可能

 

★ MILKのデメリット
・ 年齢確認がない上に、年齢が自動で更新されず、プロフ内容が古い場合がある
・ 申し込みに対する「お断り」はメールをスルーするように明言されているため、相手から連絡が来ない場合、「お断り」なのか、幽霊会員なのか分からない
・ ライト会員では、申し込み後に相手から連絡がなかった場合に返金がない

 

友情結婚専門サービスで活動していくとなると、

紹介サイト『MILK』に登録しつつ、マッチングアプリ『LIKE』で無料登録して様子見しつつ、条件の合う方が見つからなければ『友情結婚相談所カラーズ』を利用する、という形になりそうです。

 


 

私が当初『友情結婚』に抱いていたイメージ

① 性交渉を望まないから、子供を望む人が少ない?

② 恋愛感情や性愛がないため、別居を望む人が多い?

持病があるから子供は体調次第だし、基本一人で居ることが好き。
同棲していた人からのDV経験もあるし、別居も視野に入れたいな…

そんな私にとって、友情結婚は良い選択肢なのでは?と思い込んでいました。

ところが、調査をして行くにつれて、どうも私の思うような活動は厳しいのでは…と思うようになりました。

 

友情結婚を希望する人の特徴

『友情結婚相談所カラーズ』の会員データ紹介ページhttps://www.colorusfsb.com/service/membersの内容(2022年11月時点の情報とのこと)や、マッチングアプリLIKEでの検索結果(2022年12月時点)を参考にさせていただき、友情結婚を希望している人の特徴を見て、私は下記のように感じました。

① 子供を希望する人が予想より多かった

② 同居希望の人が予想より多かった

③ 「将来の不安」を必ずしも解消できるとは限らないと感じた

① 子供を希望する人が予想より多かった

・結婚相談所『カラーズ』のサイトを見るに、

会員数241人、うち男性は41%なので、男性会員は100人弱。
うち子供希望有は70%、子供希望無は12%、相談次第は18%のこと。
つまり、子供希望無・相談次第の会員は30人前後ということになります。

マッチングアプリ『LIKE』にて、

「男性」が467人
うち「子供望まないor要相談」を選択している方は148人
やはりこちらも、子供希望無・相談次第の会員は約30%のようです。

 

② 同居希望の人が予想より多かった

・結婚相談所『カラーズ』のサイトを見るに、

会員数241人、うち男性は41%なので、男性会員は100人弱。
うち同居希望は85%、別居希望は1%、相談次第は14%のこと。
つまり、別居希望・相談次第の会員は15人前後ということになります。

マッチングアプリ『LIKE』にて、

「男性」が467人
うち「別居希望or要相談」を選択している方は111人
子供希望無・相談次第の会員は約23%で、結婚相談所よりは高めの比率でした。

 

③ 「将来の不安」を必ずしも解消できるとは限らないと感じた

男性で友情結婚を希望する方の多くが、ゲイの方。
ちょうど記事を書いていた2022年11月末、東京地裁で「同性婚を認めないのは違憲状態」という判決が出たようです。
「私が生きている間に認められたら、離婚を求められてしまう…?」という一抹の不安が過ぎってしまいました。

また、男性でも、ノンセクシャル(恋愛感情は抱くが、性的欲求を抱かないあるいはアセクシャルどちらも抱かないの方もいらっしゃいますが、ごく少数であることが分かりました。

・結婚相談所『カラーズ』のサイトを見るに、

2022年11月時点で会員数241人、うち男性は41%なので、男性会員は100人弱。
うちノンセクシャル8%、アセクシャル5%のこと。
つまり、ゲイではなく性的欲求を抱かない会員は13人前後ということになります。

マッチングアプリ『LIKE』にて、

2022年12月時点で「男性」が467人
うちノンセクシャルorアセクシャル」を選択している方は138人でした。
より細かいセクシャルが選択できるため、性的欲求を必ずしも抱かない方はもっといらっしゃる可能性があります。
ゲイなど他のセクシャリティを選択している方も含まれます。

 

つまり、課金をしたところで、私の条件に合う方は数人程度の可能性、あるいは登録していない可能性が高いということが分かりました。

仮に条件に合う方がいらっしゃったとしても、「持病NG」と言われてしまう可能性も…。

なので私は、結婚相談所『カラーズ』の利用は諦め、マッチングアプリ『LIKE』の登録はしつつも、無料会員のまま様子を見ています。

 

友情結婚サービスが向いている方は?

・ 性交渉ができないが、子供が欲しい

・ 性交渉のない同居を希望する方

・ 女性でもしっかり稼ぎがあり、将来に大きな不安がなく自立されている方

このような方は、結婚相談所『カラーズ』である程度の費用を払いつつも、アドバイザーさんの紹介&相談のもと、最適なパートナーを見つけやすいのではないでしょうか。

逆に、それ以外の方は、マッチングアプリ『LIKE』や紹介サイト『MILK』に登録して様子を見つつ、下記の方法を試してみる価値があると思います。

 

友情結婚専門サービス以外で友情結婚相手を見つける方法

①大手マッチングアプリの「グループ機能」を用いる

Pairsの「コミュニティ機能」やwithの「好みカード」、マリッシュの「グループ機能」を用いると、価値観の似た相手に出会いやすくなります。

例えば、

・Pairsのコミュニティ:「ノンセクシャル(非性愛者)」「別居婚もありだと思う」「プラトニックな関係がいい!」「友情結婚がしたい」等

・withの好みカード:「ノンセクシャル」「プラトニックな思想の持ち主」「友情結婚がしたい」等

・マリッシュのグループ「ノンセクシャル」「通い婚別居婚でもOK」「別居婚週末婚もあり」等

その他多くのコミュニティが存在するため、自分の思想に近いものを選択し、同じコミュニティに属する方から探すという方法があります。相手からアプローチをかけてくださることもあるかもしれません。

 

twitterで婚活専用のアカウントを作る

所謂「twitter婚活」の友情結婚版です。
自分のプロフィールを記載したツイートに、「#友情結婚」のタグを付けることで、友情結婚を希望する方の目に留まりやすくなります。

 

まとめ

「相手にも性愛を求めない」ということ自体難しく、
更に「子供を希望するか」「同居か別居か」を考慮すると、お相手を見つけるのはかなりの困難。

「自分が求める条件に合う人が友情結婚サービスにいそうか?」「お金を払って成果は得られそうか?」を検討し、

結婚相談所『カラーズ』での活動が難しそうであれば、マッチングアプリSNSを駆使しつつ、根気よく条件に合う方を見つけていくことが大切になりそうです。

 

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